投稿日: 03/11/2009 | 投稿者: keiko
大雨も過ぎ去り、気持ちの良い青空が広がってるイスラエル。こういう空を見るにつけ、私は本当にイスラエルが好きだと思ってしまいます。
今日から3週間、レゲヴと日本の秋を満喫する旅をしてきます。ユダヤ人テロリストの逮捕や、ロシア人一家惨殺事件の犯人逮捕など、書きたいことはあるのですが、大雨と旅行の準備でバタバタしてしまいました。日本へのおみやげは、スーツケースにたっぷりと詰め込んだ、ひよこ豆とオリーブオイル、そしてナッツ類という、色気のないものばかりです。
レゲヴには久々の日本滞在。どうなることか・・・Regev in Japan を乞うご期待!
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投稿日: 02/11/2009 | 投稿者: keiko
水害に見舞われるほどに、イスラエルでは珍しい大雨が続いている。ほんの一週間前まで、40度を超えるところもあるほどの夏日だったのに、この5日間ほどは山に雪も降るほどの冬型。天気予報によると、この雨も週末までには止み、再び熱風の吹くハムシーンとなるそうだ。何もかもが、めちゃくちゃなイスラエルである。
幼稚園児たちが、床上浸水のために机の上に非難したり、作業員たちが土砂崩れにあったり、我が家では壁から雨漏りなど、とにかく、めったにない大雨に、うれしいやら困ったやらの状況となっている。
いつものイスラエルの雨は、降っても半日ほどで、残りの半日は強い太陽が照り全てを乾燥してくれるか、10分雨、太陽、10分雨、太陽・・・という具合なのだが、カミナリと共に止むことなく降り続く今回の雨で、ほぼイスラエルの年間雨量を達成した感もある。
ともあれ、雨が降らなければ雨を乞い、降り過ぎれば晴れを乞い、なんとも身勝手なものだと、我ながら思ってしまう。
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投稿日: 28/10/2009 | 投稿者: keiko
ねずみ年の生まれだからなのか、ねずみ系の物が好きでしょうがない。特に、イスラエルでハリネズミを見てからというもの、ハリネズミ の愛くるしさに、もだえ死にしそうなほどに好きでたまらない。
Ynet の記事 に、4ヶ月前に保護された生後3日のハリネズミたちが、立派に育ち、自活できるようになったので、自然に帰されるとあった。生まれて間もないハリネズミも、やはりハリがあるのか・・・と、画像をみてなぜか感心してしまう。ただ、固くはないそうだ。
(クリックすると動画のあるYnet の記事へ)
昔は夜中に近所の芝の上を、モソモソと徘徊している彼らを、家の窓から眺めていたり、愛犬タマの散歩途中で、タマが見つけて格闘したりと、出会うチャンスはよくあったが、最近は本当に見かけなくなってしまった。このポストも、ただ単に動く彼らの姿が見たいがために書いている・・・のだが、ともあれ、自然に帰っても、元気でいてほしいものだと思う。
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投稿日: 19/10/2009 | 投稿者: keiko
先週、200人近いイスラエル人団体が、特別に用意された直行便を使って関西国際空港に到着し、30人ほどの小グループにわかれて10日間の日本観光を満喫した。レゲヴの叔母さんもこの旅行に参加し、初めての日本で見てきたもの、体験してきたことを、いまだ旅の興奮が冷めない様子で語ってくれた。
まず、何から語りだしたかというと、日本のトイレ。出発前からウォシュレットについては説明しておいたので、叔母さんも実物を実際に使ってみて、とても満足した様子。その次は、日本の町がどれほど綺麗で清潔か、ということを力を入れて語り、また、カラオケボックスで、一人で悦に入って歌っている日本人を見たと言って大笑いしていた。私としては、こういった反応が返ってくることを予想していたので、叔母さんが日本で見たあらゆるものを楽しみ、良い意味でのカルチャーショックを受けてきたことに、少なからずホッとした気持ちだった。
叔母さんの観光コースは、大阪-京都-東京-日光-富士山-白川郷-奈良 という凝縮コース。ちょうど日本を縦断した台風の後だったので、秋晴れの恵まれた天候だったが、紅葉には少し早かったようだ。一番懸念していた食べ物については、大阪で(おそらく)たこ焼きを食べたが好みではなく、寿司屋で、なんだかわからないけど出てきたものを全部食べておいしかったそうで、また、日本の甘い物は甘くない!と、レゲヴと同じく甘い物好きの叔母さんは言っていたが、なにを食べたのか?と聞いても「何だったのかわからない、何か日本のもの」だそうだ。
そして、「なんて書いてあるの?」と聞かれた、外国人に人気の漢字T-シャツ「闘魂」
叔母さん曰く、「日本で何が一番気に入ったかというと、誰もが自由に宗教を選ぶことができて、なおかつそれについて誰も気に留めないことが素晴らしい。私はそういう国がいい」と言っていたが、それはまさに、宗教という鎖につながれている、イスラエルという国に住んでいるから出てくる言葉だと思う。今まで、親族の中に日本人がいる程度の認識で、本当の日本と日本人について知らなかった叔母さんが、日本人妻を持っているレゲヴとは違う視点から日本を見てきてくれたことは、私にとって本当に喜ばしいことである。
最後に、叔母さんが日本で見てきた日本人の印象は、「みんな止まらずに走っている」「あんなにお辞儀ばかりして、首が痛くならないのか」「着物を着ている人がいなかった」という、思わず苦笑いしてしまうものだった。
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投稿日: 06/10/2009 | 投稿者: keiko
イスラエルの石鹸の店「SABON 」が、2億円を投資して大阪と新宿に店舗を増やすという記事があった。一年前に表参道店、そして4ヶ月前に六本木ヒルズ店がオープンしており、それに続く2店舗のオープンとなる。
SABON は、全て天然素材を使用し、「癒し」をコンセプトにした店で、イスラエルでは珍しく店構えに上品さと高級感を感じる作りになっている。実際には使ったことがないので、商品の良し悪しについての感想はないのだが、いつも店の中を覗いては、いつか使ってみたいと思っていた。バスケア・ボディーケア・フレグランスなど、どれも上品なよい香りで、店の近くを通るだけで、癒される気持ちになっていたのは確かである。
しかし、ガミラシークレット といいSABON といい、イスラエルの天然素材の石鹸はウケが良いようで、特産品の少ないイスラエルとしては非常に嬉しいことだ。記事によると、2015年までに、日本を含めアジア圏に40店舗を出店する予定らしく、なんとも景気の良い話である。ちなみに、現在イスラエルに30店舗、アメリカ・ヨーロッパ各地におよそ50店舗出店している。
イスラエルでは「SABON Shel PAAM」という名前で売っており、「SABON」とはヘブライ語の「石鹸」という意味で、「Shel Paam」とは「かつて(昔)の」という意味である。死海の成分を使っている製品もあるようなので、自然から奪うだけではなく、その利益を是非、死海の消滅を防ぐためにも使ってほしいものである。
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投稿日: 02/10/2009 | 投稿者: keiko
3年半にしてようやく、ハマスに捕虜となっている Gilad Shalit(ギラッド・シャリット) の生存が確認されるビデオが公開された。今回、イスラエルとハマスはドイツの仲介により、捕れられているパレスチナ人女性20人と、Gilad のビデオとの取引に応じる事となった。
ビデオは9月14日に撮影され、Gilad が2分40秒間映され手紙を読んでいる。内容は、捕虜となってから長い時間がすぎたこと、イスラエル政府・ネタニヤフ首相がこれ以上時間を無駄にせず、交渉に賛同し、一刻も早く解放されたいこと、家族への挨拶、家族との思い出、自分が健康で元気であること、などが書かれている。
Gilad は終始手紙から目を離さずに読み、感情が全く感じられず、明らかに書かされた原稿を読んでいるのは明白だが、それでも、五体満足で生きていることが確認できただけでも、今回のハマスとの取引は、今後の大きな進展となるだろう。また、3年半ぶりにみる息子の姿は、今なお解放活動を続けている父 Noam Shalit や家族にとって、どんなにか喜ばしいことだっただろう。
ハマスはGilad の解放に1000人近くのパレスチナ人の解放を要求しているが、イスラエルは過去に捕虜交換で解放したパレスチナ人が、自爆テロとなって帰ってきた苦い経験から、捕虜交換の交渉には消極的である。しかし、Gilad の姿を見た以上、私達は彼を何が何でもイスラエルに戻さなければいけない。もう、第二のRon Arad を作ってはいけない。このビデオの公開によって、捕虜交換の交渉が進展することを祈りたい。
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投稿日: 01/10/2009 | 投稿者: keiko
贖罪の日も終わり、イスラエルは仮庵の祭りスコット(Sukkot)がはじまる(03/10-09/10)。先日はあちこちで、仮庵を作るための椰子の葉を運んでいる人々の姿をみかけた。
仮庵(スカー)とは、エジプトを脱出したユダヤ人がシナイ半島をさまよっている時に、天幕で過ごしたことにちなんで作られる庵で、白い布をはった簡単な小屋を大きな椰子の葉で覆うものである。ポイントは、仮庵の中から星が見えなくてはならない。敬虔なユダヤ教徒は一週間をその仮庵の中で過ごすことになっているが、一般人はその気分だけを味わって仮庵を作り、子供たちが喜んでその中で夜更かしをする、というのが定番。もともと、この時期になるとイスラエルは朝夕の気温も下がり、強風も吹き、時には恵みの雨も降る可能性もあるので、仮庵の中で一晩を過ごすのは結構辛い。しかし、今年はどうやら気温も上がる予想になっているので、子供たちにとってはよいスコットになるのではないだろうか。
スコットには、仮庵(スカー)のほかに重要な4種と呼ばれるものを飾る。それは、Lulav(לולב)-ナツメヤシの葉、Hadass(הדס)-Myrtus の葉、Arabah(ערבה)-柳の葉、Etrog(אתרוג)-レモンなどの柑橘である。Etrog(レモン)は味も香りもあり、Lulav(椰子の葉)は実をつけるが香りがない。Hadass(ミルトスの葉)は実はつけないが香りがあり、Arabah(柳の葉)は味も香りもない。この味と香りを学と徳に置き換えれば、学も徳もある者、学はあるが徳のない者、学はないが徳のある者、学も徳もない者、この4つの種類の人間がイスラエルの国民(ユダヤ人)であり、それぞれ補合いながら一緒に生活している、という比喩になっている。
気持ちよい秋の気配の中、あちらこちらでスコットにちなんだイベントが催されるので、週末はイスラエルの秋を満喫に出かけるのも、良いのではないだろうか。
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投稿日: 24/09/2009 | 投稿者: keiko
本日(9/24)テルアビブでレナード・コーエン (Leonard Cohen)のコンサートが行われる。先日、スペイン公演で倒れたと聞いて心配していたが、 体調は万全で公演にも差し支えないということで安心した。75歳でも精力的に世界中を回ってコンサートをしている彼の姿には感服してしまう。
もともと音楽には疎いので、レナード・コーエンの存在を知ったのは、イスラエルに来てから。彼がユダヤ人ということもあるが、イスラエルでは絶大な人気をもっている。初めて彼の歌を聞いた時、渋くて太い、物悲しげな声にすぐに魅了されてしまった。詩人・小説家・ミュージシャン・はたまた禅の和尚でもあるレナード・コーエンの魅力は、ボブ・ディランの魅力と同じく、老いてもなお尽きず、益々いぶし銀に磨きをかけて、輝いて見える。
イスラエルは先日、新年を向かえたばかり。そして、贖罪の日(ヨム・キプール)を目前にして、レナード・コーエンの歌声がイスラエルで響くというのも、なかなか乙な演出だ。コーエンのコンサートがイスラエルで催されるのも、きっと今回が最後になるだろう。コンサートへは行かないが、彼の音楽を聞いて静かに贖罪の日を迎えたいと思う。
Leonard Cohen – Hallelujah (動画)
http://www.youtube.com/watch?v=ttv5dyvtF4o
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投稿日: 14/09/2009 | 投稿者: keiko
(2009年 パイロット訓練終了式でのAsaf と ペレス大統領)
Asaf Ramon(アサフ・ラモン)が、F16戦闘機の訓練中に追突して死んだ、と夕方のニュースを聞いて、すぐには誰のことかわからなかった。しかし、それが、あのイスラエル初の宇宙飛行士として2003年にコロンビア号と共に空に消えたIlan Ramon (イラン・ラモン) の息子と知って、あまりの衝撃に言葉をなくしてしまった。
(イスラエル初の宇宙飛行士イラン・ラモン)
2003年、宇宙でのミッションを終えて、世界中が帰還を見守る中、父の乗るコロンビア号が光となって消えてしまった時、Asaf Ramon は16歳だった。それから6年たった今年、彼は父と同じく戦闘機パイロットとしての訓練を終え、彼の人生はこれからという矢先の悲劇となった。それも、父イラン・ラモンが乗っていたのと同じF16戦闘機と共に散るとは、あまりにも出来すぎで、あまりにもドラマ的過ぎる。
父の後を継いでパイロットとなり、そして、夢は父と同じ宇宙飛行士になることだったAsaf は、22歳の若さで彼の父と同じく空に散ってしまった。訓練中に何が起こったのかは正式に発表されていないが、パイロットの意識が無くなり(ブラックアウトし)墜落したと考えられている(高度に気をつけろの呼びかけに、Asaf から応答がなかった)。戦闘機パイロットとなることには多くの危険を伴う。しかし、なぜ再び Ramon 一家の、そして、息子が、そして、父と同じ戦闘機で、その若さで・・・と、残された母親の気持ちを思うと、やりきれない。
素晴らしい息子であったであろう、Asaf Ramon の冥福を祈りたい。
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投稿日: 12/09/2009 | 投稿者: keiko
イスラエル映画「レバノン」(Samuel Maoz 監督)が、ベネチア映画祭で金獅子賞を受賞しました。今年、惜しくもオスカーを逃した「戦場でワルツを 」に続く、イスラエル映画の快挙です。
映画「レバノン」は、1982年7月、第一次レバノン戦争で戦車部隊だったSamuel 監督の実体験が元になっています。まだイスラエルでも公開されていませんが、金獅子賞を受賞したことで、世界中から注目を集めることになるでしょう。少し気が早いですが、オスカー受賞への期待も膨らみます。
「戦場でワルツを」のAri Folman 監督と同じく、第一次レバノン戦争で若い兵士として初めて戦争を体験した監督自身が、その時のこと、その時の気持ちを映画にして、25年以上の時を経た今、イスラエル兵士について、そして戦争について、映画という表現を使って何かを感じてもらいたい、と思っているのだと思います。18日から始まるユダヤの新年に花を添える、嬉しいニュースとなりました。
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