テロの現場

テロ現場へ行ってきた。
好奇心もあったけど、しっかりと最後にこの眼に収めておきたいと思ったからだ。
多くの死傷者をだし、この国の現状を物語るものを、心に留めておきたいと思った。
今までは、起こっても何か遠いものに感じていたけれど、今は違う。
現場は、きれいに片付けられており全て覆いがしてあって、
あの惨劇があったとは思えないほどだった。
でも、多くの花束とろうそくが、その悲しみを物語っていた。
涙が流れた。心が苦しかった。
きっと夜通し人々が、この場所で死者を弔ったのだろう。
あまりにも厳しい現実と、混沌がこの国には存在する。
何人かの人が、祈りをささげに訪れていた。
もっと多くの人が居たり、警備員が居たりするのかと想像したが、
現場はあまりにも静かだった。
まるで、普通に店を閉めたかのようなたたずまいだった。
そんなものなのかもしれない。多くの中の一つでしかないのかも知れない。
特別でも何でもなく、ここに一つの悲しみと憎悪が作りだされただけだ。
とでも言うかのようだった。

いつまで続くのだろうか?
終わりはあるのだろうか?
現場を訪れては見たものの、何もできない自分が、死者を悼む事しかできない自分が、
あまりにも、無意味な存在に思えた。

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