イスラエルの現状

不思議なことだと思う。
あれほど日本にいたときは、イスラエルの状況が最悪に見えたのに、
こうして戻ってみれば、何のことはない普通の国のように見える。
通常どうり人々は生活し、学校に行き、ショッピングをし、休日のBQを楽しみ、
ニュースだけが、異国の世界を映し出すように占領地の様子を伝える。
でも、何かが変わったと感じるのは確かだ。
テロによって親子が銃殺され、ヒズボラとの砲弾合戦があるこのキブツは、
表面上は平静を保って見えるが不気味な静けさが増し、気分がヒリヒリする感がある。
町にあふれていた若い兵士達の姿が、めっきりと減った。
キブツの人に、
「日本はパレスチナ側か?イスラエル側か?イスラエルを悪としているか?」
と聞かれ、「どちらとも言っていないし、私は悪だと思っていない」と答えた。

多くの若い旅人で賑わっていたテルアビブの有名なホステルは閑散としており、
数人の長期滞在組が不法労働をしながら逞しく生活していた。
その中に、日本人のQさんは海岸での指圧マッサージで商魂逞しく滞在していた。
Qさんは海外を渡り歩くエキスパートで、人の良いにこやかな笑顔の内に、
多くを見て、経験し得たものの本当の生きる強さと賢さを秘めていた。
私はQさんのように賢く冷静な目で、物事を見つめたいと思った。

エルサレムに滞在した友人の話によれば、ジャーナリストやカメラマン志望の日本人が、
ジェニンやラマラへ出かけたりしているそうだ。
オールドシティーで有名なタバスコホステルは、その有名たる所以のパブを閉めたそうだ。
非常に残念だ。私にとっても、多くのイスラエルを訪れた若者にとっても、
思い出深いパブの一つだったのに・・・・・・・
エルサレムに再び観光客が戻ってくるのはいつになるのだろか???
若者が再びキブツでボランティアを楽しめるようになるのはいつのことだろうか?
全てがもう過去の追憶になってしまうのだろうか?
この国はこんなにも美しいのに・・・・・・・

広告

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中