拉致された兵士の行方

先日、一年前にハマスによって拉致され、生死さえわからなかった兵士(Gilad Shalit)の、
録音テープがハマスによって公表された。
テープは、一年間牢獄にいることや、元気でいることなど、家族や友人へのメッセージだった。

彼の家族は、北部の同じ地域に住んでおり、
彼の父(Noam Shalit)を、よく見かけることがある。
いつも、拉致された兵士を救うキャンペーンのT-シャツを着て、活動を続けている。
録音テープを聴いた彼は素直に喜び、
「このテープが生存を示す確かなものであってほしい」、と語っていた。

確かに、テープだけでは、彼の生存を決めるものにはならない。
しかし、その日、イスラエル中がなんとしても兵士を取り戻そう、という気持ちになったはずだ。
一年間、息子の生死をもわからず、待ち続けた家族の気持ちは、想像するだけで苦しい。
録音テープが公表された翌日、父Noam はハマスのリーダーと直接電話で話をし、
「ありがとう」と言葉を交わし(会話はTV中継された)、
ハマスのリーダーは「いつでも私の番号に電話をかけてきてもいいよ」と、
まるで友人関係のような会話だった。
兵士の家族は、
「今までは息子の生死だけでも知りたいと活動してきた。
しかし、こうして息子の声を聞いた以上、
これからは息子を取り戻すための活動をつづけていく。」と語っていた。

イスラエル政府は、ハマスの提示している交換条件に同意していない。
現在のガザの状況悪化を見れば、困難な条件だ。
エジプト・ヨルダンも、ガザでのハマスの反乱には、頭を痛めている。
そして、もうすぐ、レバノンのヒズボラに3人の兵士が拉致されて、一年がたとうとしている。
彼らの行方も未だ不明だ。
一日も早く、兵士たちが戻ってくることを、心から願う。

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