キブツの夏休み

7月からイスラエルは夏休み。9月までの2ヶ月間、イスラエルの子供達には長く楽しい夏休みである。日本のように、大量の宿題や課題が出されることもなく、とにかくのんびりと楽しんで過ごすのが、ここの夏休みの風景。ほとんどの子供達が、「ケイタナ」と呼ばれるオリエンテーションに参加したり、海へ行ったり、プールへ行ったりの日々である。暇をもてあます子供を、職場へつれてくるという風景もよく見られる。親にとっては、多少頭の痛い夏休み・・・だろうか。

そんなイスラエルの夏休みは、キブツの中では少し違って見える。たっぷりの自然があり、プールも終日開放されており、子供達のための小さな動物園などもあるキブツは、毎日、子供の叫び声や遊ぶ声が、あちらこちらで響いている。芝生で仲間とサッカーをしたり、テニスをしたり、プールでジャンプ大会をしたり、時にはお楽しみ会のような楽しいイベントがあり、深夜の探索をしたり・・・・・・仲間といつも楽しめるのが、キブツの子供達である。親にとっても、目の届くキブツの中で、子供が思いっきり遊べることは、何よりも安心感と、教育的利点があると思う。また年齢の達している子供は、キブツの仕事を手伝ってお小遣いも稼げる。小さな動物園では、子供達がヤギや羊・アヒルやガチョウ・ロバやぶたなどの世話をし、動物の世話をする責任感を養うことや博愛の心など、精神教育の役割も果たしている。

9月からは新年度がはじまり、一回りもふた周りも大きく成長した子供達を見ることが出来る。私は、毎年子供達の夏休み後の変化に、驚かされる。ある子はとたんに身長が伸びていたり、またある子はやせてきれいになっていたり・・・たくさんの経験と成長を見せるのか、どこの国でも夏休みの醍醐味なのだろう。

私にとっての夏休みの記憶は、早朝ラジオ体操と、町内プール、そして「自由研究」の課題である。それと忘れてならないのが、盆踊りの練習。なんとも、イスラエルの夏休みとは、大違いである。

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キブツの夏休み」への2件のフィードバック

    • どうぞ、お使いください。
      現在のキブツは改革も進み、かつてのようなキブツのシステムは存在しません。子供を育てる環境を考えて、都会からキブツに移り住む人も多くなってきました。ちょっとした高級避暑地の様相を見せてきていますよ。

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