イスラエルの植物: サフラン

水不足が続くイスラエル。今年は9月から雨が降り出したので、冬時間と共に始まるたくさんの雨を期待したのだが、現在まで雨らしい雨は2回しか降っていない。夏のような暑さが続き、やっと降った雨は、その後続く暑さで、あっという間に乾ききってしまい、庭の水遣りも禁止されるほどの水不足となっている。

イスラエルの冬は、雨が降るごとに木々が緑を深くし、地面からは、一年間眠り続けていた花々が芽を覗かせ、いっせいに咲き始める。乾燥した大地が息を吹き返すように、生命の躍動を感じることが出来る。

愛犬タマとの、いつもの散歩コースを外れて歩いていたところ、ふと、目の端に何か色の着いているものが止まった。何かと思い近寄ってみると、岩の一角に、ピンクの小さなサフランが咲いていた。非常にうれしい喜びだった。いつも散歩のときには、花を探して歩いているのだが、自然のサフランを見つけたのははじめてである。植物図鑑で調べてみると、”Steven’s Meadow-saffron” といい、雨の後に咲く最初の花で、地中海地方の山岳に咲く花とある。小さくて、たくさん寄席集まって咲いていて、それなのに何か力強さを感じさせる花である。しばらく眺めて、辺りいったいを散策してみたが、咲いているのは一角だけだった。

天気予報によると、この先気温は上昇し、また暑くなるそうだ。しばらく雨の降る気配はない。太陽と雨、どちらもバランスよく植物達に降り注いでくれれば、イスラエルの冬は、楽園のように美しくなるはずである。イスラエルの花の季節は、始まったばかりである。

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