イスラエルのクリスマス

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キリスト教の聖地イスラエルでのクリスマスは、とても控えめ。今年はユダヤの祭日ハヌカと、クリスマスが重なったので、より一層クリスマスムードは感じられない。イヴの昨夜はベツレヘムのキリスト聖誕教会でミサが行われ、2000年の衝突以降、激減していた観光客も100万人以上の人が訪れ、聖地でのクリスマスをお祝いしたようだ。キリスト教ゆかりの地などに住んでいれば、何かしらクリスマスムードを味わえ得るのだろうが、ユダヤの習慣に囲まれた生活をしていると、一切クリスマスを感じることはない。ロシア人たちは、家の中にひっそりとクリスマスツリーを飾り、ひっそりとお祝いをしていると、以前一緒に働いていたロシア人の女性が言っていた。彼女はクリスチャンなのだが、ソ連崩壊のときにユダヤ人の家族として移民してきた人だ。同じような状況のロシア人は多く、自称ユダヤ人であっても、ロシアで身についてきたクリスマスの習慣は抜けないらしい。実際、日本でも小さな頃から、クリスマスは楽しいものと認識してきた私にとっても、特別ではなくても、何かお祝いをしたい気分にさせてくれる、良い祭日だと思う。

イスラエルにいるキリスト教徒は2008年12月24日現在で15万4千人。そのうち80%がアラブ人であり、そのほとんどが北部に住んでいる。私の住んでいる地域も多くのキリスト教アラブの町があり、そこへ行くとクリスマス・グッズを買うことが出来る。しかし、派手なイルミネーションや飾りなどは見ることはなく、全く違うクリスマスの風景を見ることが出来る。最近ではユダヤ人もキリスト教アラブの町で、クリスマス用としては使わないが、庭のイルミネーションとしてクリスマス時季を狙って、様々なクリスマス・グッズを買っているようである。これも、一つのユダヤとアラブの共存といえるだろう。

クリスマスケーキもサンタの長靴もない、イスラエルのクリスマス風景はさびしいけれど、キリスト教徒ではない私には、そんな聖地のクリスマスを人事のように眺めて、お正月の飾りと料理をどうしよう・・・と考えながら、TVで世界中のクリスマス風景を見ているほうが、平和で合っているのかも知れない。

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