ガザ戦争17日目

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イスラエル北部にカチューシャ・ロケットが被弾した8日以後、北部は危機体制に備えながらも平安を取り戻している。ヒズボラが関与していないと声明を聞いたときは、皆、胸をなでおろしたに違いない。北部は一抹の緊張から開放されたが、引き続くガザの情勢は、好転することなく双方の住民を苦しめている。

イスラエル軍は、12/27より開始した第一段階のガザ空爆、そして、現在進められている第二段階の地上戦によるガザ侵攻を、ほぼ終了しようとしている。現時点で議論されているのは、第三段階の市街戦へ移行するかどうかである。引き続く空爆とガザ侵攻によって、連日死者の数は増え続け、世界的にイスラエル批判も大きくなってきているが、イスラエル側は強行な姿勢を崩そうとはしていない。また、ハマスも連日ロケット弾を発射し、民間人を盾にしての攻撃姿勢をやめようとはしていない。
市街戦に突入すれば、双方に、より多くの死傷者がでることはわかりきっていることだ。実際、イスラエルは市街戦へ突入せずに結果を出したかったはずだ。週末には、動向が決定されるといわれていたが、今日までその結論が出ていないところをみると、反対意見も多いようだ。半年前に兵役についたばかりの18歳の少年たちが、兵士として市街戦で戦うことになる。それが戦争であり、これが現実だといわれても、やはり、避けてほしい局面だと思う。

しかし、今ここで停戦しても、ハマスのロケット弾は止まず、いったい何のためにこの戦争を始めたのか・・・と、無駄に死者を増やした2年前と同じ結果となってしまう。では、ハマスを根絶やしにするまで、戦争を続けるのか?・・・ありえない話しであり、所詮、不可能な話しだ。ハマスを支援するシリアがあり、この悲劇のガザの現状を体験してる子供たちがいるのだから。彼らは、復讐のために、ロケット弾を飛ばすことを知っている。

ネット上では、この戦争に対する多くの議論が繰り広げられており、その多くはイスラエルへの批判だが、報道の偏りについても多く議論されている。多くの人が、この問題に関心を持ち出したということでもあり、これを機に、より多くの問題点を知ってもらえたらいいと思う。現在のガザ侵攻がなぜ起こったのか?なぜ報道に偏りがあるのか?ハマスとはなんなのか?パレスチナとは、イスラエルとは、何なのか?・・・多くの疑問を持って、この国の多くの矛盾と混沌を知ってほしいと思う。

私のこの国に対する思いは、1992年から迷宮を抜けることなく、多くのイスラエル人と同様、和平への願いを抱き続けるだけである。

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ガザ戦争17日目」への2件のフィードバック

  1. 確かにそうですね。より多くの問題点を知ってもらえたらいいと思う。結果民衆の声、民衆が世界をかることができるんですから。そういう点では日本が最も公平な目でみることができる民衆だと思うのです。昨日UNのBANさんが「双方早急に戦いをやめなさい」と言ってました。「双方」ですよね。西洋社会には根強い反ユダヤ主義がのこっています。でも日本にはありません、だからこそイスラエルへの抗議があるのなら、シリア・レバノン・エジプトなどの大使館に向けハマスへの呼びかけもあってもと思います。・・・できない政治的な何かがあるのでしょうかね?

    でも実際本当に悩んでいるのは当事者だろうとおもうと私たち外国人が理解しようと思ってもその苦悩は計り知れないでしょうね。

    • そーですね、日本はアメリカと歩調を共にしているからか、イスラエルに対して偏った言い方はしませんね。今日もイスラエル非難の決議が採択された中で、「決議案はハマスの責任についてほとんど触れておらず、バランスが取れた内容になっていない」と、棄権しました。第三者としての公平な判断を続けてほしいものです。

      同感です。所詮は外国人であることに、無力さを感じる日々です。

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