イスラエル軍の攻撃停止

nyt001_wh

ガザ空爆が始まって21日目の深夜2:00、イスラエルは攻撃の停止を決め、一方的な停戦となった。停戦といっても、イスラエル軍は現状維持のままガザに駐留し、ハマスの出方によっては再び戦闘が開始されるというもので、ハマスとイスラエル間になんら交渉はおきていない。オルマルト首相は、イスラエルが攻撃により成果を挙げ、目標が達成されてといって、満足げに語っていたが、実際のところ、これ以上やってもイスラエルの立場が悪くなるだけであり、オバマ大統領になる前に引き下がっておくことが得策である。そして、何よりもイスラエルは総選挙を2月10日に控えており、ガザの動向を踏まえた上で、準備に急がねばならない。

たとえどんな事情であれ、戦闘が停止されたことは喜ぶべきことだ。しかし、ハマスはすでに朝から、イスラエル南部へ6発のロケット弾を発射している。ハマスにとっては、イスラエルの攻撃停止は、停戦への糸口にはなっていないようである。もし、これ以上のロケット弾がハマスより発射され、死傷者が出るようであれば、イスラエルは直ちに戦闘を再開するだろう。あとは、世界の世論と、エジプトや国連の仲介で、ハマスがどう対応するかである。

深夜に決定された、イスラエルの一方的な攻撃停止は、現在ハマスの捕虜となっている Gilad Shalit を蚊帳の外に置いた決定である。イスラエル国民は、このガザ侵攻によって、Gilad が戻ってくることを強く望んでいた。ハマスとの合意のない停戦では、Gilad を救うことはできない。しかし、ハマスもGilad 1人の釈放に、1000人近いハマスのテロメンバーの釈放を要求しているので、とても公平な取引とは思えない。なおかつ、今の段階では、Gilad が生きていることさえ確かではないのである。

resize-of-100_4233_a (Gilad Shalit)

 心からGilad が生きて戻ってきてほしい。そして、この紛争が終結してほしい。イスラエルの攻撃停止が、一筋の望みとなってほしいと願う朝である。

 

にほんブ��グ村 海外生活ブ��グ イスラエル情報へ ← ランキングに参加しています。押してもらえるとうれしいです。

広告

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中