ガザのラッファ

イスラエル、ハマスの双方が勝利宣言して停戦をしてからというもの、まるで何事なかったかのような平常振りを世界中が取り戻し、話題は歴史的な日となるオバマ新大統領の就任についてに取り変わった。

ここで、何をもってイスラエルが勝利宣言したのかというと、ガザとエジプトの国境沿いにある町 Rafah(ラッファ) にある、ハマスの武器密輸のための地下トンネルをほぼ破壊することが出来たためである。このラッファが今回の紛争の種であった。
1979年のエジプトとの平和条約で、イスラエルはラッファにエジプト軍を配置しない協定を結び、2005年にイスラエルがガザから撤退するまでは、イスラエル軍がエジプトとの国境を警備していたが、撤退後はハマスによって多くの武器がラッファの地下トンネルを通って密輸されていた。エジプトは協定もあるが、実際のところ厄介ごとに手を出したくなくこれを無視し、イスラエルも撤退した以上は軍を配置することも出来ず、何とか手を打たねばならない状況になっていた。そして、アメリカが民主党に政権交代する前に今回の強硬な行動に出て、地下トンネルの破壊とエジプト・もしくは国連軍による国境の警備を引き出すことが出来れば、良かったのである。 そして、テロ対策の戦争が大好きで、それでいて負け戦ばかりのブッシュと、イスラエル総選挙前の、肩の荷のおりたオルメルト首相、両者の最後の悪あがきでもあった。

ともあれ、1200人以上の犠牲者を出したガザ紛争も、オバマ大統領の就任と共に終焉するようである。まだ、具体的な停戦への内容は出ていないが、オバマ新大統領が今回のガザ紛争の後片付けにどう動くかが、気になるところである。

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