村上春樹とイスラエル

村上春樹氏がイスラエルで最高の文学賞であるエルサレム賞を受賞したことが、日本でも話題になっているのは非常にうれしいことです。たまたまガザ紛争の時に受賞が発表されたので、変な方向で話題を摩り替えている人たちもいるようですが(このことについては そんなテルアビブさんの記事 に詳しくあります)、村上春樹氏の作品がイスラエルでもたくさんの人に読まれており、多くのファンがいて、村上氏の功績を讃えたい、というエルサレム文学賞の受賞を、日本人として素直に喜ぶだけです。

そこで、どれほど村上春樹氏の作品がイスラエルで好まれているのか調べて見ました。「海辺のカフカ」を読んでネットにコメントをのせた108人のうち、最高に面白いと答えた人が90%、つまらないと答えた人が10%でした。読者層は10代から50代以上と幅広いですが、20代後半から30代の人が70%を占めています。コメントには「素晴らしい本・最高・感動した、魔法の一冊」などとかかれており、村上春樹ファンを印象付けるものでした。

mor_hh
(受賞後に発売された4話の短編集。スパゲッティの話があります。)

また、「インドへ持っていく5冊の本」という特集(2007)にも、「ノルウェイの森」が<ブルーな気分>というカテゴリーで入っており、「読むときは、活動的な仲間と一緒で決して1人ではなく、仲間がうるさいくらいのほうが良いでしょう。なぜなら、この本は完璧にあなたの心を憂鬱にし、哲学的な思いにふけってしまうからです。ヒマラヤの大自然の中で、生きることの本質を感じてしまう、最高の一冊です」と、おかしくて、それでいて的確な紹介がされていました。

エルサレム国際ブックフェア の初日2月15日に受賞式が行われます。政治的背景なく、イスラエルにいる日本人として、そしてイスラエルのHaruki Murakami ファンのためにも、是非、村上氏には授賞式に出席してほしいと希望します。

にほんブ��グ村 海外生活ブ��グ イスラエル情報へ ← ランキングに参加しています。押してもらえるとうれしいです。

広告

村上春樹とイスラエル」への2件のフィードバック

  1. 15日ということは月曜日ですね、村上氏はもうすでにイスラエルへ来ているのかな?

    実は彼はアメリカでユダヤ人に大変お世話になっているのかもしれませんよね。。だから今回の受賞式に来ることになったのかな~ってお友達と話していました。

    Haaretzで面白いアジアにおいてのユダヤ人像という分析がありました、結構おもしろいですがなるほどと・・http://www.haaretz.com/hasen/spages/1063823.html

    でもね、実際彼らの行っていることは人種差別でもありますよ、日本人だから受賞してもらいたくない=じゃぁ、ほかの国の人だったら良いのってことになりませんか?

    だから実際イスラエルという国の行っている軍事行動に反対するのなら、イスラエルにおけるエルサレム賞というものの見直しを訴える行動を世界に発信するといいと思う・・・・ だってこれからもエルサレムブックフェア―は続いていくと思いますので。

    が、それをしたとしても私は文句を言っているだろうな~~(笑)

    • 今日ですね~、当然村上氏は着いていますよね。授賞式のコメントが楽しみです。日本でも根強いですよね「ユダヤ人の世界陰謀説」。全てが富みあるユダヤ人にコントロールされている・・・戦争も、経済危機も、石油価格も・・・イメージ的には、あながちウソじゃないかも・・・って思ってしまいそうですが、たまたま財ある者がユダヤ人ってだけで、それが「ユダヤ人だから」っていうのは、単なる偏見と妬みだと思うのですが、どうでしょう。何であれイスラエルにケチをつけたがる人たちはいるけど、そうやってケチをつけて彼らは自己満足しているんでしょうね。「俺は正義だ」ってね。ほっときましょう、こういう連中は。でも、そんなテルアビブさんの文句のつけ方、好きですよ^^

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中