Nahal Saar (サアル川)

数日前までは水のなかった滝が、一日の雨で濁流となってゴウゴウと流れているというニュースを聞き、夏日となった2月14日、友人を誘って水の恵みを見に行こうトレッキングを決行。ヘロモン山にも雪がふり、週末には多くの観光客がゴラン高原を訪れると容易に予想されたので、いつものように早朝出発。朝から素晴らしい青空と、心地よい空気で、気分も高まります。

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一時間半かけて素晴らしい景色の北道を運転し、まず到着したのは友人との合流地点 Mapal Saar (サアル滝)。客を見越しての出店以外に人はなく、友人が来るまでの間、静かに滝を観賞。数日前までは水がなかった滝が、勢いよく流れている姿を見るのは感動です。私達の車を合流地点に残し、友人の車で Ein Kinya 村まで行きトレッキング開始のはずが、目印が見つからず、とにかく川に沿って歩けばいいんだ、というレゲヴの強行な意見と共に、道なき道を川沿いに歩くことになりました。

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天気も素晴らしくよく、川のせせらぎを聞きながらのトレッキングは、たとえ道がなくとも楽しいものです。レゲヴを先頭に登ったり降りたり、目印を探してトレッキングし、時には対岸に目印を見つけて、水かさがまして渡るには少し危険な川の飛び石を、飛んだりすべったりしながら渡ることを繰り返し、誰もいない自然の中で大人の水遊びを楽しみました。

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途中、岩ウサギの集団に出くわし、彼らの朝食を少し邪魔してしまいましたが、こうして動物に出会えるのも、誰もいない早朝の醍醐味です。これほどたくさんの岩ウサギを見ることが出来たのも貴重な体験で、みんなまん丸に太っていて、私達が近づいているのも気がつかないほど、夢中に食事をしていました。

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半そで・短パン・サンダルで軽装のレゲヴは、いつものように水浴びを楽しみ(氷水のように冷たい水です)、何度も目印を見失っては登ったり、降りたり、川を渡ったりを繰り返しましたが、ゴール地点のサアル滝までの約4kmの道のりを、2時間30分かけて命いっぱい水の恵みと自然の美しさを堪能することが出来ました。

この冬、雨量が少なく水不足が深刻なイスラエルにとって、豊富に流れる川の水を見るのは、一抹の安心感と自然の恵みの大切さを実感する貴重な時間となります。また、私たちがトレッキングしたコースも、もし将来、ゴラン高原をシリアに返還する時がくるならば、訪れることが出来ない場所となります。でも、そんなことは、あの岩ウサギたちには関係のないことなんだな・・・と、彼らが幸せに生活していける環境が続いてくれることだけを祈りたくなりました。

再び冬型の気候になるようなので、ヘロモン山の解けてしまった雪がまた積もり、ゴラン高原いったいの川も豊富になることでしょう。少しでもガリラヤ湖の水傘を増やす助けとなってほしいものです。ゴラン高原はこれからアーモンドの花やアネモネが咲き誇り、ますます美しくなります。お出かけするなら早朝がオススメです。そして、日差しも強くなってきているので、日射病対策もお忘れなく。

 

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