祖父に捧げる歌 「Elohei」-Kobi Oz

Kobi Oz (コビィ オズ)はシンガーソングライターとしてだけでなく、作家として、また、TVホストとして多くの方面で活躍するマルチタレントで、彼のバンドTeapacks では、アラブ系音楽を取り入れたユーモア感あふれる歌が目立ち、多くのヒット曲も持っている。

個人的には「神様、エロヒーム」と歌う歌は好きではないのだが、Kobi Ozの新曲「Elohei」は、彼の亡くなった祖父へ捧げる歌ということもあってか、非常に心に響き、大好きな曲となった。というのも、この曲の誕生秘話を知ったせいもある。

彼の祖父は穏健派の信仰に篤いスファラディーだったが、Kobiは一般的な環境で育ち、宗教的なことを好まない少年だった。Kobiのバルミツバ(13歳の宗教儀式)の時、彼の祖父が一緒に祈りの歌を歌おうとしたが、Kobiはそれを拒絶し、彼の祖父は何もいわずにその2年後に他界する。そして最近になって、彼の祖父が録音したカセットテープが見つかり、それがKobiのバルミツバの準備のために録音したものとわかったのである。孫を思い録音したであろう祖父の祈りの声と、その祖父と一緒に歌うことができなかったKobi の悔いと飾りのない言葉が、共に歌となって祈りとなって心に響いてくる。

エロヘイ/ コビィ・オズ

僕はこんなにもたくさんあなたに話したいことがあるけど、ほら、あなたは何もかも知っている。
僕はこんなにもたくさんあなたにお願いしたいことがあるけど、ほら、あなたはいつも親切でいてくれる。
僕は全てのすばらしいことに対してあなたに小さく微笑み、そしてふと気がつくんだ。
そして、僕は戸惑うんだ、あなたをどう呼んでいいのだろうかと。

僕はあなたへの扉の前に立ちながらこんなにも感謝して感謝して感謝するけど、僕の感謝はキッチュなものとなってしまう。
僕はたくさんの願い事を願い事を願い事をあなたにする、たとえ全てが大丈夫だとしても。

神様、もしあなたが僕の祈りを聞いているなら、僕の祖父によろしくと伝えてほしい。
穏健だったスファラディーは過激に豹変してしまったと祖父に伝えてほしい。
でも、全てを辛抱つよさで満たし、ほら、少しずつ人々は緊張から這い出し、結局は一緒になりたいと願うんだ、このイスラエルと呼ばれる大きなシナゴーグで、ここでロケットを恐れながら雨が降ることを祈り、空を見上げることを招待されているんだ。

僕はあなたへの扉の前に立ちながらこんなにも感謝して感謝して感謝するけど、僕の感謝はキッチュなものとなってしまう。
僕はたくさんの願い事を願い事を願い事をあなたにする、たとえ全てが大丈夫だとしても。

 

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