近いようで遠い希望

ハマスに捕らわれているGilad Shalit にとって、そして、解放のための活動を続けてきた家族にとって、重要な局面に達している。

Gilad のビデオが公開されてからというもの、何かしら交渉に進展があるだろうと思っていた。そして、一ヶ月ほど前からメディアを中心に、「イスラエルはGilad の解放のために、ハマスの要求を受け入る」と報道され、にわかに信じがたいことだが、一抹の喜びを感じていた。しかし、政府は硬く口を閉ざしたままで、一切の公式な発表もされておらず、何かしら胸にわだかまるものもあった。「果たして、本当に政府は、テロリストを含む1000人近くのパレスチナ人捕虜を、Gilad のために引き渡すのか?」と。

政府の発表もないまま、憶測だけが飛び交い、その憶測について賛否両論が討論されてきたが、たった今、その結末の行方を左右する局面に至っている。ドイツの仲介を得て、ハマスとイスラエルの交渉は続けられており、メディアで憶測されるように、両者は同意に近い状態まで達しているように見える。あとは、イスラエル政府が最終決断をするだけである。反対派も多い中、場合によっては、全てが白紙に戻ってしまうことも大いにありうる。

Gilad の両親は、今朝からネタニヤフ首相官邸を訪れ、必死の覚悟で彼らの息子の帰りを願う気持ちを訴えている。Gilad の家族にとっては、まさに、今にも切れそうな手綱を、必死につかんでいる思いだろう。

では、今、イスラエルが捕虜交換に同意しなければ、いったい、いつになるのか?それは、すでに雲をもつかむほどに、かすかな望みしかなくなってしまうのだ。

ネタニヤフ首相が、国のために捕らわれている若い兵士の命を救い、そして、これからも国を守るために兵役する子供たちのことを考え、未来の見える判断をしてくれることを、願うばかりである。

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近いようで遠い希望」への2件のフィードバック

  1. わたしも今、ガレイツアハルで、この賛否両論を聴いているところです。
     ギラッドは、キブツ・カブリの小学校で学んだそうです。
    わたしが訪イする前に、はたして彼が帰れるかどうか、祈るばかりです。

                                ヒグママ

    • 彼の家もすぐ近くですよ。クリスマスまでには、結論が出ると言われています。吉報が聞けることを願う毎朝です。

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