ルルルルーな結婚式

イスラエルは世界中から集まったユダヤ人の国。様々な民族が集り、成り立っている国。その民族を大まかに出身地域で分けると、アシュケナジー(ヨーロッパ系)とスファラディー(アラブ・中東系)と呼ばれ、またスファラディーを細分すると、モロカイと呼ばれるモロッコ出身者たちがいる。それぞれの民族が、出身地の文化・習慣を保ちながら、四国ほどの面積しかない小さな国の中で、お互いを尊重しあって??暮らしているのが、イスラエルなのです。

さて、ここからが本題・・・レゲヴのおばあちゃんは建国以前のイスラエルで生まれた土地っ子、おじいちゃんは戦時のヨーロッパから移民というまごうことなきアシュケナジー一家。派手な中東・アラブ系の慣わしや中東音楽とは一切関係のない生活を営んでいる家族。ナオミ・シェメルの歌をこよなく愛し、古き良き時代の音楽を愛す、物静かな人々。そこで問題です。そんなアシュケナジー一族の一人がモロッコ系の花嫁をもらうとどんな結婚式になるでしょうか?

正解: ルルルルルルルルル~・・・・・です。(モロッコ系の人々が喜びを表現して舌を鳴らす音)
先日、レゲヴの弟の結婚式が行われ、一族初のモロカイとの結婚式が決行されたのでした。いや、マジで、モロカイパワー炸裂、予想以上の双方一族の色の違いに、目が点・・・正直、ヨーロッパ系のアシュケナジーといるほうが性に合っているので、アラブ色の強いモロカイ一族の個性には驚きを超えて、笑いしか出てきませんでしたね。

花嫁さんとは以前から面識があるので、「弟よ、よくやった」と褒めたくなるほどの素敵な女性です。でも、結婚すると聞いた時から、「ルルルルーだね。」「ルルルルーだよ。」と、モロカイの嵐が吹き荒れることをレゲヴ一族全員が覚悟したのでした。まぁ、結婚式の主役はなんと言っても花嫁さんですし、花嫁さん一族が盛り上がるのは当然の成り行きです。しかし幸運にも、花嫁さん自身の好みがアシュケナジー路線ということもあり、幾分緩和された結婚式となったのは、なんとも救いでした。

    
20年代のアンティークドレス     ユダヤの結婚式フパァ&コップ踏み

ユダヤ教には結婚式前にミクベ(清めの入浴)をしたり、宗教・民族によっていろいな儀式がありますが、モロッコ系の結婚式では、結婚式の前に「ヘナ」という民族儀式をやります。花嫁さんの希望で略式のヘナだったそうですが、普通は結婚式並みのパーティーをするのだとか・・・という私は、仕事の関係で参加できずでしたが、花嫁さんの手に彩色するというもので、こんなもの ↓ を期待していたのですが、実際は泥を手に塗るという感じだったそうです。

             泥だんご?

              
  レゲヴ家、弟の仮装に大爆笑          ここはどこ?私はだれ?

 

結婚式当日は、もちろん中東系アラブ音楽が炸裂し、花嫁サイドが踊りまくりの一夜となりました。それにしても、ヨーロッパ系のインテリぶりといい、モロッコ系のアラブ色といい、同じイスラエルという国で生まれ育っても、祖父母、父母から受け継がれていく出身地の系風というのは、変わらないものなのだと、改めて関心して人間観察をしていた一夜でした。

それぞれの国、それぞれの民族の結婚事情がありますが、イスラエルでの結婚事情もまた興味深いものです。

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ルルルルーな結婚式」への4件のフィードバック

  1. お久しぶりでーす。スハラデイーの方々って明るそう。何となくどんちゃん騒ぎになりそうだったというのも解る様な気がします。私達の住んでるWVのこの街は、アシュケナジーのインテリが多いので真面目というか、厳粛な感じです。初めて50歳代の再婚同士の結婚式に招待され、うちのシナゴグでも何十年ぶりなんで、厳粛な中にも、笑いがあってなかなかよかったです。フパアが何となく頼りなくって持ってた人に根性がなかったというか、倒れ気味でそっちの方が気になる事、どうしてもそっちの方に眼がいっちゃう。。。。それと、コップふみの時,すごいクリスタルのグラスだったので、びっくり。がチャという音じゃなくって,ゴキッと床までふんだ様な音、それと旦那さんの方が惚れたのが見え見えで,キスばっかり当てつけられてしまいました。でも、仲の良い熱々の二人を見ていると、あー夫婦っていいなーと独身の私はちょっぴり焼きもちを焼いちゃった。

    • ゆきさん、お元気そうでなによりです。
      スファラディーは賑やかでウザイ時もありますが、Lev Ham-心が温かいんですよ。ウザイほどに親身になってくれるのもアラブ系です。それぞれの民族の特徴って本当に面白いと思います。我が家は、どうも日本人感覚なのか、人前でもどこでもベタベタ・熱々なんて縁がない夫婦ですよ。熱々カップルを見ると、私もいいな~って思っちゃいますww

  2. ときどき出てくるレゲブさんの弟君、ついにご結婚おめでとう〜!!!
    私はkeikoちゃんがトンボ玉をあげた前の彼女が忘れられないけど(笑)。

    そうか〜、ユダヤってひとことで言えないほど違うのね。
    私はユダヤってインテリで静かってイメージだったけど、そういえば中東のイメージはまた別かも。
    夫の父が心臓発作で入院中(父が戦ってるのに)、病院のロビーを大声あげて泣きまくる中東系の団体と遭遇して、ものすご〜くいやな気分になったのを思い出しちゃった。
    文化の違い…なんだけどね。
    あ、おめでたい話題で変な話、ごめんなさい。

    ご結婚おめでとうございました。
    末長いお幸せを。
    ドレス、透けてない?!

    • 実は結婚した弟は3番目で、トンボ玉をあげた彼女がいた弟は4番目の若い弟なんですよ~。ホント、別れちゃったトンボ玉の彼女、かわいくて気立てがよくて、好きだったのに・・・

      妻さんがイメージするユダヤはヨーロッパ系、まさに一般的にイメージされている鷲鼻・赤毛のユダヤ人です。確かに、ヨーロッパ系はインテリなんですよ。
      中東から移民してきているユダヤ人は、ユダヤ教を保ちつつも個性はアラブ人と変わらないです。そして、ユダヤ教を守るアラブ色の強いユダヤ人ほど、和平に反対だったりするから、わからないんですよね・・・

      大丈夫、ドレスは透けていませんでしたww
      シックなドレスで、私もサイズがあるなら着てみたいと思ったドレスでした:)

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