テルアビブのバステロ

先日、テルアビブの中心で、ナイフによるバステロがありました。

通勤時間で込み合う7時30分。テルアビブの40番バスに、パレスチナ人男性がナイフを持って乗り込み、運転手を含む13人を殺傷するテロが発生。犯人はその場に偶然居合わせたIPS(the Israel Prison Service)によって拘束されました。Ynet(英語)

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たまたま現場が私の職場のすぐ横であり、その日に限ってバスの運転手が停留所を間違った為に現場のすぐ横に下ろされ、騒然とした状況を見ることとなりました。そばには、ショックを受け取り乱している少女がいたり、救急隊員にケガがないか聞かれたり、特別な朝であったことは、間違いありません。

今回のテロは、犯人である若いパレスチナ人の男性が、TVで見聞きする報道に憤り、何かしてやろうと遠方よりはるばるやってきて、たまたま来たバスに乗りこみ、衝動的に起こした犯行のようです。そして、さすがはイスラエルと言える的確で、英雄的な、二つのテロ対応が話題となっています。

一つは、刺されて重傷を負いながらも安全にバスを停車し、ドアを開けて乗客を逃がそうとした運転手の勇敢さ。発生時は意識不明の重症でしたが、今は容態は安定しているそうです。

もう一つは、たまたま現場近くの裁判所へ行く途中だったIPS(the Israel Prison Service)のチームが、40番バスの後ろについており、バスの不自然な止まり方と、乗客が叫びながら逃げ出す様子から、テロと判断、逃げる乗客を追いかける犯人の足を撃ち拘束する。という、嘘のような本当のヒーロー伝説が起こりました。もし、IPSのチームがそばにいなかったら、負傷者も増え、犯人も逃走していたかもしれません。
Youtube:逃げる乗客と切りつける犯人、それを追うIPS(動画)

毎週のようにバスやレストランでの自爆テロがあった2000年初頭に比べれば、自爆テロは非常に少なくなりました。しかし、最近は見つかりにくいナイフでの殺傷テロが増えてきています。組織的なテロ犯行は、阻止できる可能性もありますが、通り魔的な犯行となると阻止しようがないですね。

この国にいる以上、巻き込まれたくなければ、家から一歩も出るな!それ以外は、何事にも覚悟を持って生きろ、と改めて思う今日この頃です。

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