柔道のマイケル・ジョーダン?山下さん

柔道の山下さんがイスラエルに来ていたんですね、知りませんでした。それもパレスチナとイスラエルの和平のため、とはいい話ではないですか。

HNK ニュース(ビデオ)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100722/k10015882351000.html

Ynet(ビデオ)
http://www.ynet.co.il/articles/0,7340,L-3922121,00.html

イスラエルは、ヨーロッパチャンピオン・アテネオリンピック銅メダリストの Arik Ze’evi をはじめ、先日も二人の選手が世界選手権で金メダルとなり、男女共に柔道が盛んな国です。山下さんと井上さん、2大スターのイスラエル訪問はイスラエルの柔道家にとっても、興奮せずにはいられない一大イベントだったようです。何よりも、山下さんのことは「柔道会のマイケル・ジョーダン」と紹介しています。

二人のイスラエル訪問は、イスラエルのニュースよりもNHKのニュースで知ったので、イスラエル国内でどのように報道されたのかわからないのですが、NNKでは画像といいパレスチナ寄りで山下さんたちの活動を報道していますね。まぁ、いつものことですが、そのほうが和気藹々とイスラエルで柔道してる画像よりも、インパクトがありますからね。もちろん、山下さんの活動は柔道家として柔道の精神をもって、イスラエル・パレスチナの和平を呼びかけたいというものなので、それをどう受け止めるかは、報道のやり方でコントロールされてしまいますが・・・

ともかく、今回のニュースでパレスチナも柔道が盛んに行われていると知ると、山下さんたちの活動は本当の意味で、中東の和平を実現するための意義ある活動になるのではないかと思えます。NHKのビデオでは、パレスチナの柔道協会が、「パレスチナを苦しめるイスラエルと試合など言語道断」とか言っていますが、それこそ柔道の本質をわかっていない発言です。という私が、柔道の本質をわかっているわけではないですが・・・山下さんの言うように、「戦う相手を尊敬する気持ち」や「和の心」が浸透すれば、大人のつまらない政治問題を抜きにして、子供たち同士から変化が生ずる可能性もある、と信じたいのです。

それにしても、ビデオでイスラエルとパレスチナの子供たちが一緒に柔道をしている姿を見ると、泣けてきます。いつかこれが普通になる日がきてほしいと願います。そして、山下さんの今回の取り組みに対して、柔道家としての真剣な気持ちが感じられて、非常に素晴らしいです。これも、山下さん自身の人柄なのでしょうね、さすがは「史上最強の柔道家」です。

残念なのは「パレスチナとイスラエルの子供たちがエルサレムで一緒に柔道をした」という詳しいことが、イスラエルで報道されていないことです。それと、もう一つ付け加えるならば、パレスチナとイスラエルの和平のためなら、山下さんに双方の国旗を持ってほしかった。12月の国際柔道大会に招待する時は、是非ともイスラエル・パレスチナ双方の国旗をもってほしいですね。

イスラエル・パレスチナ双方の政治家に「戦う相手を尊敬する気持ち」があれば、Gilad Shalit も今頃は解放されているはず・・・何よりもまず、政治家に柔道精神を教えないといけません。

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NBAルーキー オムリ・カスピ

オムリ・カスピ(Omri Kasspi)は、NBA サクラメント・キングスのルーキー、イスラエル人初のNBAプレーヤー。スリーポイント、リバウンド、ダンクと、毎回20点以上の得点を決め、今期ルーキーの上位に位置している。

彼がNBAにスカウトされる以前、マカビィ・テルアビブでヨーロッパ・リーグを戦っていた時は、それほど、目だった活躍をするわけでもなく、チームとしても最低の状態だった。そして、オムリ・カスピがNBAにスカウトされたと聞いたときは、うれしくもあったが、イスラエル人初のNBA選手として恥をかかない程度にプレーしてくれればいい、というほどの気持ちであった。ところが、彼はNBAという晴れ舞台で、持てる才能を一気に開花し、私達の予想を大きく覆してくれた。

NBAとヨーロッパ・リーグでは、プレーの仕方が全く変わる。カスピにとっては、ディフェンス重視でチームプレーのヨーロッパ・リーグよりも、オフェンスで個人の才能を発揮できるNBAのほうが合っていたのだろう。チームとしては勝てなくても、ルーキーと呼ばれ、毎回得点を上げ、スリーポイントを決める、男前を上げたカスピのプレーを見るのはなんとも楽しい限りだ。

イスラエル人の期待を背負っているといってもいいほど、彼のNBAでの活躍は目覚しいものがあるが、期待されすぎるのも、スポーツ選手にとってはマイナスになることもある(実際、先日の試合では6得点という不調さだった)。しかし、このチャンスを生かして、ぜひとも、NBAオールスターのルーキー枠に選ばれてほしいと、やはり期待してしまうのである。

がんばれ、ルーキー、オムリ・カスピ!!

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デービスカップ準決勝進出

russia vs israel

イスラエルは強豪ロシアを4‐1で破り、デービスカップ(男子国別対抗戦)準決勝へと駒を進めた。もちろん、イスラエル史上初の快挙であり、正直、ロシアに勝つとは夢にも思わないことであった。

初日のシングル2試合での Dudi Sela と Harel Levy の勝利で勢いづいたイスラエルは、二日目のダブルスにも勝利し、あっさりと準決勝入りを果たした。選手たちの期待以上の活躍は、集まった観衆をも熱狂させ、今までにないテニスでの盛り上がりを見せた。

今年から、会場がバスケットボールのスタジアムに設置され、イスラエル応援団で埋め尽くされたスタジアムは、さながらバスケットの試合を見るかのごとく大騒ぎとなり、鳴り物を鳴らし、奇声を上げ、とてもテニスの試合を見る観衆の応援とは程遠いものとなった。もちろん、熱烈な応援は選手たちにとっても力となるが、今回のイスラエル観衆は、相手のロシアの選手たちへの配慮を全く考えていなかったように見えた。ダブルスで接戦となったとき、ロシアのSafin 選手が観衆が静まるのを待っても、一向に観衆は静まろうとせず、逆にわざと集中力を欠かせるような非礼な行為をするのは、テニスが好きで見ている者にとっては、ゆるしがたい行為である。リポーターにインタビューされた有名人が「こうして相手チームを邪魔することで、イスラエルが勝てる」などと、スポーツ精神に反することを言っていたのには、さすがにイスラエル人の品格を疑わずにはいられなかった。

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イスラエル国民にとって、サッカーとバスケットボール以外のスポーツにあまり関心がないのはわかるが、こうして、イスラエル選手の活躍でテニスが注目されるのであれば、それに伴って、応援する観衆も、それぞれのスポーツにあった応援の仕方を学ぶべきである。身勝手な相手選手を尊重しない応援は、イスラエル人としての品格を貶めるものであり、国民性の低レベルさを浮き彫りにしてしまう。

しかし、ともあれ準決勝は9月にスペインで、優勝候補のスペインとの対戦となる。熱狂した応援でイスラエル選手の活躍も期待したいが、まずは、お互いの選手を尊重した応援を心がけてほしいものである。

 

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デービスカップでのイスラエル抗議デモ

スウェーデン vs イスラエルの デービスカップ(テニス男子国別対抗戦)の試合が、ほとんど観客のいないコートで戦われました。

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開催地となったスウェーデンでは、試合をやめるようにとガザ紛争に対するイスラエルへの抗議デモや、会場前で座り込みの抗議などが行われたため、過激派などを警戒した警備体制となり、一般入場が制限され、警官の見守る中での試合となりました。いつものデービスカップでは、各国を応援する熱狂的な応援団の姿が見れるのが一つの楽しみでもあるのですが、随分と静かな試合風景でした。しかし、両国の選手たちが集中して試合をするためには、得策だったと思います。

先日も、テニスプレーヤーのShahar Peer がドバイでの試合に入国拒否され、試合に参加することが出来ないという一件があったばかりで、ガザ紛争はスポーツ精神にとっても影響を及ぼしています。サウジアラビアの言い分は、Shahar Peer の身の安全のために入国を拒否したとしていますが、その後、テニス連盟や選手たちから非難の声を浴びたため、男子の試合ではイスラエル選手の入国を許可し、二人のボディーガードつきとなりました。

また、バスケットボールのヨーロッパリーグでは、ガザ紛争中に試合会場となったトルコで、観客からイスラエル選手に非難の野次や物を投げつける、コートに入って試合を中断させるなどの嫌がらせがあり、まともに試合をすることが出来ませんでした。

スポーツと政治の分離はオリンピックでも言われることであり、スポーツ精神の理想としてはそうであるべきことです。選手たち一人一人は、政治とは関係なく各個人の能力の限界を目指して、日々厳しい練習を重ねて努力している人たちです。その努力を無駄にさせないためにも、政治問題をスポーツの場に持ち込むことは、あってはならないことだと思います。政治的意見があるならば、それにふさわしい場で非難をすればいいのです。試合前の選手や試合中に、嫌がらせをするような卑劣な行為ではなく、スポーツの好きな観客なら、スポーツマン精神にのっとって、正々堂々と応援するべきです。

世界中から嫌われているイスラエル人として、世界でスポーツするイスラエル選手の精神的重圧を思うと、がんばってほしいと思わずにはいられません。

(追記: 3対2でイスラエルが勝ちました。7月にロシアとの試合となります。)

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イスラエルと相撲

  

6月の青空澄み渡るイスラエルに、日本のお相撲さんたちがやってきた。
いまや大関昇進の、琴欧州率いる佐渡ヶ巌部屋のお相撲さんたちだ。
これは、本当に喜ばしいことなのだ。
誰一人寄り付かなかった危険地帯のイスラエルに、
観光大使としてお相撲さんがくるのだから、
これは、もう大丈夫、イスラエルに出かけよう!でしょう。

イスラエル大統領との会合、そこでは相撲の取り組みもおこなわれ、
お相撲さんたちはイスラエルのショッピングセンターで買い物を楽しみ、
エルサレム観光、死海でプカプカ、泥パック。とても楽しんでいってくれたのだ。
相撲好きのレゲブは大満足。
残念ながら、カエザリアでの取り組みは見ることができなかったが、
お相撲さんが来てくれただけで、うれしくなってしまう。
最近はテレビでも肥満番組が話題だが、お相撲さんの肥満具合も、
十分イスラエルに話題を提供してくれた。
なぜか、太っている人をみるとほのぼのしてしまうのは、レゲブと私だけなのだろうか・・・・・

ユダヤ人オリンピック

なんとユダヤ人だけのオリンピックがあった。イスラエルと10年以上も付き合っていて今回初めて知った、第17回マカビーゲーム(the 17th Maccabiah Games)、称してユダヤ人だけのオリンピック。1912年から開催されており、今年で17回。世界中のユダヤ人スポーツマンがイスラエルにやってくる。オリンピック同様、あらゆる競技があり、子供達も参加している。これだけ盛大ならもう少し盛り上がってもいいだろう????とおもうが、一部での盛り上がりはあるのだろうが、一般的にはほとんど話題になっていない。世界中のユダヤ人が4年に一度、交流を深めよう!・・・・なのだろうが、ユダヤ人でなければ関係ない、ともいえる・・・・・・

初の金メダル

イスラエルも、もちろん連日オリンピック。
今大会の日本人の活躍に、心の準備をしていなかった私は、
予期せぬ金メダルの連続で、感涙の日々。
そんな中、イスラエルの選手がイスラエル初の金メダルを獲得した。
種目は「セーリング」名は「ガル・フリードマン」
彼は前回のオリンピックでも銀メダルを獲得しており、今回は期待度NO1。
(期待された柔道の「アレック・ゼビ」は銅メダルだったが・・・)
セーリングの知識はないが(ほとんどの人がない)、スピードを競うらしい。
ともあれ、イスラエルの歴史に残る初の金メダルをもたらしたのは素晴らしい。
もちろん2度のオリンピックでメダルを獲得したことも歴史に残る偉業。
オリンピックはやはり、自国の選手がいて、活躍してくれるからこそ楽しみがあり、
レゲブは当初「オリンピックのどこが面白いのか理解できない」
といっていたが、今はその面白さとすばらしさを理解したようだ。
異国にいて一番嬉しいのは、やはり日本の選手が活躍する姿を見ること。
体操男子団体の金メダルは叫んで、豪泣きしてしまった。
柔道は見事だった。競泳は美しかった。マラソンは嬉しかった。
日本人の活躍、イスラエルの歴史的瞬間。
どれも素晴らしい、アテネオリンピックだ。

ちなみにヘブライ語で「ガル」とは「波」のことを言う。
金メダルを獲得したガル・フリードマン、波男が波を制したのだ。