サインフィルドの初イスラエル公演

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ジェリー・サインフィルドの初イスラエル公演に行ってきました。

チケットは前宣伝なしで発売され、瞬殺完売。その後、追加公演が広報されると、レゲヴはPC前に陣取り、秒速クリックにてチケット購入に成功。これも瞬殺完売により、2度目の追加公演が決定、がしかし、またもや瞬殺完売により、3度目の追加公演が決定。結局、4回の公演となり、話題を盛りに盛ったスーパーセレブの初イスラエル公演となったのでした。

ジェリー・サインフィルドは日本人には馴染みが少ないですが、世界的に超有名なコメディアンです。彼がユダヤ人ということもあり、イスラエルでもスーパーセレブの一人。もちろん、レゲヴはすでに何十回もみた「サインフィルド(となりのサインフィルド)」のDVDを、今でも大笑いで見ています。

さて、私はというと、日本では知る由もなく、正直、言葉の壁もあり、アメリカンジョーク、ユダヤジョークなど、何が面白いのか全くわかりませんでしたが、今は面白いときもあるという感じです。そんな私が瞬殺完売の公演に行くのは、もったいないのかもしれませんね。

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会場はバスケットのマカビーテルアビブのホームスタジアム。(ちなみに、今シーズンのマカビーはトップ16にも入れないという、歴史的敗退をしてズタボロです。)
公演が始まるまでは、フランクシナトラの音楽が流れ、気分はニューヨーク、そしてクリスマス。

さぁ、サインフィルドの登場とともに大喝采です。あのTVで聞きなれたサインフィルドのパフォーマンスで会場はドッカンドッカン盛り上がります。イスラエルを笑いにしたり、ユダヤ人を笑いにしたり、デジタル社会を笑いにしたり、そして、彼自身の妻と子供との生活を笑いしたり、一時間以上を質問タイムも交えて、最高のパフォーマンスを披露してくれました。

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会場にはTVでおなじみのタレントや政治家などのイスラエル有名人も多く、それも含めて見ごたえがあり、レゲヴも大喜びでした。でも、公演が終わって感想を聞いてみると、サインフィルドオタクのレゲヴには、YouTubeで見て知っている内容の話もあったそうです。デジタル社会というのも、パフォーマーにとっては難しいものですね。

そして、サインフィルドが大好きなレゲヴのプチ情報としては、サインフィルドが若いころに、近くのキブツでボランティアをしたことがある、というもの。なんだか、それだけでサインフィルドが良い人に思えてくるのが不思議です。

サインフィルドの公演とフランクシナトラの音楽で、久々に歳の瀬気分を感じた、青空広がる今日この頃です。

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夢は正夢

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エルサレムに大雪が降ったのは幻かと思うほど、暖かすぎるイスラエルの冬。

さて、先日、大使公邸での新年会に行って来ました。こちらも前回の天皇誕生日パーティー同様、初の招待です。思い返せば、まだ私が結婚する前、あるイスラエル人から「タイシカンのシンネンカイにイッタ?」と聞かれたのが、その存在を知った始まり。そんなものには、一生お呼びはかかるまいと思っていましたが、人生何が起こるかわからないものです。

今回は天皇誕生日パーティーとは違い、ほぼ日本人とそのパートナーという構成だったので、非常にアットホームな会でした。そして、イスラエルでのお正月料理。もう、いつ日本で正月を過ごしたかも思い出せないほど正月から遠ざかり、長い間、一人で正月気分を演じてきた私にとって、これは、ヤバいです。泣いちゃいます。

それも、佐藤大使夫人や大使館関係者の方が、食事やお汁粉を手作りしているというではないですか!聞けば納得の、絶対にイスラエル人シェフでは作ることができない、日本の味とおもてなしなのです。

天候も良く、芝の美しい大使公邸の庭で、おいしい正月料理を食べながら、なかなか会えない北の友人夫婦とゆっくりと談笑なんて、夢のようなひと時。もちろん、日本酒もおいしゅうございました。

そして、新年会には、現在イスラエルへダンス留学中の俳優・森山未来さんもいらっしゃっており、ちょうどテルアビブで開催中だった黒澤清映画特集でトークショーをすると聞いたので、そちらも参加してきました。正直、森山さんのことはまったく知らず、新年会の時は、雰囲気のある人がいるな・・くらいにしか思っていなかったのです。

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映画「贖罪」のトークショーでは、映画で見た役柄と、ダンスの仲間たちに囲まれ、イスラエルの生活に馴染んでいる素の森山さんとの違いに、改めて、俳優さんってすごいなぁ~と、ごく当たり前のことに感心してしまったのでした。

ともあれ、お正月に帰りたい病は、年々増すばかり・・そろそろ、注連縄もかたずけねば、と思う今日この頃です。

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日・イ共演ダンスin京都

FULL MOON WEEK PROJECT securedownload-3

イスラエルで活躍している曽根友さんのダンス公演のお知らせ。

京都出身の曽根さんが今年もイスラエル人ダンサーと共に、京都でワークショップを催します。知る人ぞ知る、イスラエルはダンス先進国なんですよ。是非、曽根さんと二人のイスラエル人ダンサーの共演をお見逃しなく!

Tomo Sone, Ido Batash & Avidan Ben-Giat predent:  FULL MOON WEEK PROJECT

「時間は文化や社会的習性によりどのように私たち個人に影響するのか。個人的なレベルではどのように時間を感じているのか。異なったアプローチによる3つの局面を提示する。」

出演:曽根知、イド・バタシュ、アビダン・ベン・ギアット
2013年1月13日 (日) 第1回 14:00
第2回 18:00会場京都芸術センター 講堂料金前売一般3000円
学生、65歳以上の方 2500円
(全席自由・当日券500円増)
当日券は会場にて 開演1時間前より販売。

1月11日にはイスラエル人ダンサーによるワークショップもあります。詳しくはこちらのサイトでどうぞ。http://www.kac.or.jp/events/1719/

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トロイアの女たち感想

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Photo: AviRam Shahino  (The Cameri Theatre in Tel Aviv)

2012年の締めくくり大晦日は、「トロイアの女たち」を観劇してきました。

イスラエル公演の初日の様子は、檀上に登場した蜷川幸雄氏と出演者たちへスタンディングオベーションで喝采が送られたと、日本のほぼ全メディアで報道されました。( NHK NEWS WEB)

もちろんイスラエルでもTVや新聞で紹介され、前売りチケットは完売。在イスラエルの日本人もたくさんの人が観劇に行ったようです。私も若かりし頃は、某団体のミュージカルを見るために新潟-東京を往復していたこともありましたが、蜷川氏の演劇は一度も見たことがなく、出演者に至っては全く無知。ほとんどイスラエル人と同じような状態で、観劇したといえます。 (Israel 10ch TV)

さて、感想ですが、3時間を飽きさせない目にも、耳にも美しく印象的な演出でした。白石加代子さんの演技は、登場してからずっと目が離すことができず、これぞ日本の女優という魅力を見せつけられました。コロスの日本人女優さんたちの演技も非常に素晴らしかったです。ただ、イスラエル人・アラブ人出演者たちの演技が、日本人出演者のそれと比べるとちょっと残念でした。もちろんそれぞれ立派な演技をしているのですが、格が違いすぎです。さすがは、ガラスの仮面が根付く女優魂の国・日本の女優さんたちの演技は本物です。

日本語・ヘブライ語・アラビア語が入り混じり、コロスに至っては同じセリフを3か国語で繰り返すという特殊な演出は、出演者にとっても決して簡単ではなかったと思います。蜷川氏も雑誌のインタビューで答えていますが、イスラエル人・アラブ人出演者には、それぞれの国民性を共有するために、自由に演技をさせたそうです。まぁ、イスラエル人を知る私から言っても、それしか方法はなかったのではないかと思います。

今回のトロイアは、日・イ外交60周年記念事業の最大イベントであり、日本・イスラエル・アラブの異なる国の異なる民族性を持つ人々が、ともに一つの舞台を作りあげ、演じるということに意義があり、それぞれの個性の強い出演者をまとめ作りあげた蜷川氏と、出演者へ賛辞を贈るべきものです。

公演を見終えた後、エスティとニューイヤーを祝いながら、たくさん話をしました。エスティ曰く、このトロイアの女たちはフェスティバルなどでの公演ほほうが向いていて、すでに世界各国の演劇フェスティバルからオファーが来ているそうです。それと、3時間も演劇を見る忍耐はイスラエル人にはないから、3か国語の繰り返しを変えたらどうか、とか、セリフを短くしたらどうか、という話がでたらしいですが、蜷川氏は決して演出を変えることはなかったそうです。

また、ギリシア悲劇「トロイアの女たち」を、イスラエルの現状と重ねるのは安易かもしれませんが、私はイスラエル人・アラブ人出演者が、演技の中で戦争の勝者・敗者として演じる姿、そしてセリフに、イスラエルとパレスチナを投影せずにはいられませんでした。今現在、実際に争っているイスラエルとパレスチナ、双方とも親や子供を殺され私怨を抱えながら日々生活をしている民族が、同じ悲劇のセリフを口にするのは、非常に複雑な気分であると同時に、遣り切れない気持ちになるのです。きっと、それこそが蜷川氏がこの演目を決め、演出をしたことの意図だったのかもしれません。戦争をしている者同士に戦争の悲劇を演じさせるという、なんとも痛く重く、皮肉の効いた演出です。

東京公演直前のガザ紛争の際には、プライベートでは多少の口論もあったようですが、しかし舞台稽古では、決して争うことなく、出演者全員が平常心でいたと、エスティが語っていました。

イスラエルで蜷川氏のトロイアがどのように評価されたかは、演劇評論家の記事を読む限り、ほぼ私の意見と変わりのない評論でした。「世界の蜷川が演出する3か国・3民族・3言語の共演というプロジェクト自体は最高に面白く素晴らしい。しかし、日本人出演者の素晴らしい演技、アラブ人の力演、個性が定着してしまっているイスラエル人のハマらない演技、3か国語でセリフを繰り返すのは、はじめは興味があったが、途中から飽きる。」という辛口批評です。

エスティは公演のため50日間東京に滞在し、日本が大好きになって帰ってきました。以前は全く日本を知らなかった彼女の口から「イケブクロ・シブヤ・ウドン・ジシン」なんて言葉が頻繁に出てくると、自然と笑みがこぼれてしまいます。「日本に滞在し、日本人と仕事をして日本を知ることで、keikoがどう感じ、どう思ているのか、今までよりもずっと分かるようになったわ」と言ってくれました。感動屋のエスティは、何度も日本で感動して泣いたことでしょう。

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今日がイスラエル公演最終日。出演者・スタッフの方々、本当にご苦労様でした。そして、素晴らしい公演をありがとうございました。 また、エスティからも東京公演に来てくれた方々に、感謝の気持ちを伝えてほしいと言付かっています。(FaceBook : The Cameri Theatre 出演者の画像

そして、私のブログを見て興味を持ち、公演に行ってくれた方々、本当にありがとうございました。こうしたイベントで、戦争だけではない、イスラエルのアーティストたちの姿を知ってもらえるのは、心から嬉しいことです。1月13日には京都でダンスコラボレーションもあります。是非、興味のある方は参加してみてください。

307194_10151293001386839_2048361383_n (2012年大晦日公演後のエスティと乾杯)

皆様、今年もよろしくお願いします。
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「トロイアの女たち」続報

蜷川幸雄氏演出「トロイアの女たち」の東京公演もいよいよ迫ってきました。

と、そんな大事な時期にも関わらず、ガザ紛争が勃発してしまい、なんともめちゃくちゃなイスラエル事情。長い間、この公演のために準備をしてきた関係者・出演者の気持ちを思うと、切ないです。でも、これがイスラエルなんですよね。どんな事業計画をしようとも、明日には何が起きるかわからない。そんな不安定要素を抱え、逞しく生き抜いているのがイスラエルの人々でもあるのです。

さて、こんなイスラエル事情だからこそ、ユダヤ・アラブ系イスラエル人の競演する、蜷川幸雄氏演出「トロイアの女たち」を見に行くことをおススメします。12月11日~20日まで東京芸術劇場で公演、イスラエル人出演者は、ベテラン女優のリフカ・ミハエリ(Rivka Michaeli)やエスティ・コソヴィツキ(Esti Kosovizki)。以前も記載にしましたが、エスティは、レゲヴの叔母さんです。

            
Rivka Michaeli                                   Esti Kosovizki

イスラエル人出演者は、イスラエルの情勢には慣れているので、このような状況に対応することも問題ないと思います。ただ、反イスラエル運動に生きがいを感じているような輩が、ここぞとばかりに、出演者に嫌がらせなどすることがないよう、それだけが気がかりです。一極だけを見ることなく、また、こんな時だからこそ、芸術活動を通してメッセージを伝えようとしている人々がいることを、知ってもらいたいと願います。

イスラエル公演は、カメリ・シアターにて12月26日~1月5日(2013年)。もちろん、すでにチケットは購入済み、待ち遠しい限りの今日この頃です。

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初の歌舞伎公演 in イスラエル

前回に引き続き、外交60周年記念イベントのお知らせ。ちなみに、ハイファで催されている現代アート展は大盛況のようで、同時に正式オープンしたhibinoティコティン日本美術館店も品切れ続出で、オーナーにとっては嬉し痛し・・・

さて、歌舞伎の公演はイスラエル史上初になるそうです。もし、今回の公演が成功し評判がよければ、鼓童のように今後も公演される可能性があるので、期待したいですね。演目は女形・中村京蔵氏と立役・尾上松五郎氏による「鷺娘」/「石橋」。

1. エルサレム公演 (イスラエル博物館Israel Museum, Jerusalem)
8月30日(木)20:00、 8月31日(金)14:00(  75 NIS)
http://www.imj.org.il/Vision/index4.asp?eday=30&emonth=8&eyear=2012

2.   テルアビブ公演 (スザンヌ・デラール・センターSuzanne Dellal Centre, Neve Tzedek)
9月6日(木)21:00、 9月7日(金)22:00 (140/120NIS)
http://www.suzannedellal.org.il/?CategoryID=324

日本でも歌舞伎なんてなかなかお目にかかれないのですから、機会のある人は是非。という私は、テルアビブ公演の日に、レゲヴの社員旅行に同行してプラハへ飛び立つので、残念ながら行けません(泣)

そして、こちらは「TEDER Tel Aviv – Tokyo
開催日時:2012年9月5日~9月25日 11:00~23:00  原宿Lapazにて

”今一番テルアビブで熱い、イスラエルのラジオ&パーティークルー「TEDER」と世界中で活躍するイスラエルのデザインチーム「Rafsoda」が初めて日本にやってくる! …イスラエルと日本の音楽、デザイン、アート、ファッション、食の今を体験できるイベントがイスラエル大使館のサポートの元に3週間に渡って原宿「Lapaz」にて開催決定です!” (紹介文より)

(Rafsoda – Timo)

引きこもりの私には、上の文面を読むだけで「関係ないイベントだな」と思ってしまう所がヤバイです。要は、アート・デザイン系のおしゃれさんが、イスラエルのパーティー野郎達と一緒に盛り上がろうぜぃ!ってことでしょうか?「イスラエルの」ではなく、ゲイの楽園でもある「テルアビブの」文化を日本に広く紹介するという点が味噌ですね。具体的なイベントの内容は分かりませんが、イスラエルアーティストのDJやトークショーなどやるらしいですよ。興味のある方は是非。ちなみに、TEDER in Tel Avivでは、hibinoも協賛しています。

イスラエルは夏休みも終わり、明日から新学期。また、渋滞の日々に戻るのか・・・と、ちょっと憂鬱になってしまう今日この頃です。

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蜷川 幸雄「トロイアの女たち」チケット情報

蜷川 幸雄氏演出「トロイアの女たち」は、東京芸術劇場にて、2012年12月11日(火)~20日(木)まで開演されます。チケットの発売開始は、2012年10月13日(土)。明細はこちら