首相は誰に?

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蓋を開ければ、劣勢だったカディーマ党28議席、有利といわれたリクード党27議席、1議席差でのカディーマ勝ちとなりましたが、極右のイスラエル・ベイテイヌ(我らが家イスラエル)が15議席を獲得し、左派の労働党は13議席、メレツに関しては3議席しか獲得できず、左派にとっては衝撃的な結果となりました。

すでに半数の61議席を得るための連立政権へ向けて、2大政党が必死で動いており、現時点では、リクード党のネタニヤフが首相となる、イスラエル史上初の極右の連立政権誕生が大方の見方です。カディーマ党のリブニも精力的に連立政権樹立のために動いていますが、何であれ、全ての鍵はイスラエル・ベイテイヌ(我らが家イスラエル)のリーベルマンの手に握られているようです。

予想に反して投票率が70%近くに達し、昨夜10時には結果予想をカウントダウンをしながら待つなど、まるでクイズ番組の勝者を見守るような気分でした。ちなみに、チャンネル2の瞬間視聴率は30%を超えたそうです。

首相が決定するまでにはもう数日、もしくは数週間かかるということなので、連立政権がどう組み立てられるのか、イスラエル60年の歴史に初の極右政権が誕生するのか、注目したいところです。敗者となった労働党のバラクは、野党となることを宣言していますが、所詮は政治家、どうとでも変わり身が出来るので、これも注目しておきましょう。

 

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イスラエル総選挙2009

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やってきました国民の休日、投票日です。天候も悪く、ますます投票率の悪さに拍車をかけそうな気配ですが、ともあれ、今日が新しい首相の誕生する日となります。今回の選挙での話題は、とにかくイスラエル・ベイテイヌ党(我らが家イスラエル)のリーベルマンの躍進です。アラブ批判を掲げた極右が注目されるのは、非常に不愉快きわまりない事態なのですが、これがガザ紛争後の国民の真意のようです。

各党の選挙コマーシャルを見てきましたが、どの政党も個人を攻撃することばかりを前面に押し出し、いったい何を国策として掲げているのかわからない、つぶしあいの様相で全く焦点の見えない選挙活動でした。誰が首相になってもこの国がよくなるというような、ビジョンは何も見えてきません。ただ、ガザ紛争によって、国民感情が右翼よりになったことは明らかで、和平はますます遠のくばかりということを感じます。ちなみに、レゲヴも投票したい党がないといい、投票に行く気はないようです。

投票は夜の10時までで、9時頃から全てのチャンネルで選挙特集が繰り広げられ、大方の予想はつくでしょうが、正式な結果は夜中になります。誰が首相となり、どのように連立政権をつくるのか・・・それが明日からのイスラエルの話題です。

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イスラエルの総選挙    

やっぱり総選挙ですか・・・という結果になったのが26日。それからというもの、連日、選挙がいつになるのか?と、政治家達が喧々諤々と言い合っていたが、やっと日取りが決まったようだ。2月10日、トゥ・ビ・シュバット(樹木の新年)の直後。冬は雨が降るからダメだとか、宗教祭日の直後は、疲れているからダメだとか、みんなが言いたいこと言っていたが、どうせ、投票日当日は、国民の休日になるんだから、いつだって良いじゃないか・・・と、投票権のない私は思っていた。

前首相のシャロンが新党カディーマを作り、その直後に急病で倒れ、シャロン魂のカディーマ党が選挙で勝利してから2年。確かに、それからいろいろと状況は変わり、2年前の選挙で敗北したリクード党のネタニヤフ(ビビ)は、何もせずとも力をつけ、再び返り咲きの絶好の機会を迎えたわけだ。カディーマ党党首のツィピー・リブニの組閣の交渉失敗は、正直残念な結果であるけれど、このままリブニーが連立政権を続けていくには、不安要素がありすぎなので、ここで、リブニー自身が自分の株を上げるためにも、この解散総選挙への決断は、いたしかたなしと言ったところだろう。カディーマ党の党首選挙で負けたシャウル・モファズは、党首選挙後、政治家活動を休止するなどと言っていたが、それも撤回し、カディーマ党No2の座を、リブニーに約束され、総選挙へと党の体制を固めてきている。

世論で一番人気のリクード党のビビ、名前を売ったカディーマ党のリブニー、労働党のバラク。その他、総選挙に向けて面白い人物もいろいろと登場中。来週にはアメリカに新大統領が誕生する。はたして、イスラエルの新首相は誰になるのか?面白いイスラエルの選挙は、今始まったばかり。乞うご期待。

カディーマ党首選挙

明日9/17、カディーマ党の党首選挙が行われる。現オルマルト首相は、党首選に立候補しないことを表明しているので、これによって選ばれた新党首が、次期イスラエル首相となる。立候補者は4人、画像端の二人はおまけのようなもので、実質中央の二人の戦いとなっている・・・のだが、これが面白くない。全く持って盛り上がらない。

女性の名はTzipi Livni(ツィッピー・リヴニ)、50歳・現副首相・現外務大臣、通称「マダム清潔」。男性の名はShaul Mofaz(シャウル・モファズ)、60歳・現通商大臣・前防衛大臣・16代防衛庁長官、通称「ミスター防衛」。この対象的な二人の一騎打ちなのだが、下馬評ではツィッピー・リブニが優勢となっている。彼女は日本に来日したこともあり、また、イスラエルで二人目の女性首相の可能性も大きく、国外的には話題性はあるが、イスラエル首相としての器はない。また、シャウル・モファズは、歴代イスラエル首相のように、軍人出身の軍人男であるが、彼もまた首相としての器はない。この二人のどちらが首相となっても、長く続くことはありえず、総選挙が行われるであろうことは目に見えている。もし総選挙となれば、カディーマ党は第一党にはならないであろうことも、わかりきっている。こんな状況を見越しての党首選なので、面白くないのである。

この数年のあいだに、首相が二人も辞任している日本も、なかなか救いがたいが、現在のイスラエルの政治も救いがたいものである。もうじき、アメリカに新しい大統領が生まれる。その時、イスラエルの政治がどうなっているのか、そこからが見ものである。リクード党のネタニヤフ(ビビ)の巻き返しがどうでるか、労働党のバラクはどう対処するのか。
世界の経済が混迷する中、各国のリーダーの顔ぶれが一新して、新しい風は吹くのだろうか?

イスラエル総選挙2006結果

シャロンは4月11日をもって、正式に首相の名を終えた。
意識不明の彼にとってはどうでもいいことだろう。
選挙結果は、予想どうり、カディーマ党、労働党が議席を獲得し、
以外なことに、新党の年金党(名前どうり年金のための党)、
ロシア人の党(反アラブ)と宗教関係の党が議席数を伸ばした。
リクード党は議席を減らし敗者となった。
今回の選挙でイスラエル建国以来の2大政党、労働党とリクード党の体制が終焉し、
国民は政治に新しいイスラエルを求めていることが明らかになった。
第一党となったカディーマは中道、労働党も和平路線、
問題は予想外に議席数を獲得したロシア人の党(極右・反アラブ)。
今の状況では、内閣組織がどうなるか話されている段階だが、
新内閣が和平・イスラエルにどのような変化をもたらすのか、期待したいところである。

イスラエル総選挙2006

とうとうやってきました総選挙。
時は流れ、シャロン首相の脳内出血による生命との戦い、と言う劇的な転機があり、
泡や新党カディーマはこれまでか・・・と思われたのもつかの間、
シャロンの意志は、より一層人民にアピールされ、
選挙前日までカディーマ断然有利の情勢となった。
シャロンは現在もなお意識不明、そして彼の代行が誰であれ、
カディーマはシャロンの新党であり、シャロンが看板なのである。
予想では、カディーマの有利は変わらず第一党は確実とされ、
労働党・リクードがその後続いている。
連日、ゴールデンタイムに各党のアピール・コマーシャルがあり、
笑いをそそるようなものもあれば、各党の悪口の言い合いのようなものもあり、
お国が変われば選挙も色々なのである。
選挙当日の今日は、国民の休日。みんなで投票に行こう!ということ。
これほどイスラエルにとっては、選挙は重要なのである。
投票は22時まで。
ちなみにレゲブは、今回の選挙で投票したい党がないということで、
環境問題に取り組む小さな党に一票を投じた。

イスラエルの選挙

               
新党カディーマ      労働党アミール・ペレツ    リクード党ネタニヤフ(ビビ)

今、イスラエルの政治が面白い。
現首相のシャロンは、古巣のリクードを離党し、新党カディーマ(前進)を起こした。
シモン・ペレスは勝利確実といわれていた労働党の党首選挙で、
600票という涙もかれるような票差で、敗者の名を確実のものとしてしまった。
(ペレスはいつも超貧差で負けるので、Loser(敗者)とも言われている。)
84歳のペレスに取ってみれば最後の花を飾るチャンスであった。
そしてシモン・ペレスに勝利したアミール・ペレツは、かつてはストライキの大様であった。
彼がストライキするぞー、と言えば、2ヶ月も3ヶ月もストライキがつづいたのである。
そして彼は貧者の味方、貧しいものを救うために降り立った救世主なのである。
一方、シャロンとのリクード党首選挙に敗退し、
現在まで影に潜んでいたビビは、シャロンの離党により、次期党首ほぼ確実と言われ、
再び表舞台に登場し始めた。
3月に控えた総選挙をかけて、今、熱い戦いが繰り広げられている。
シャロンの新党結成に、シモン・ペレスも労働党を離党し参加した。
(これでペレスの政治家としての名声は、語られることなくして終わってしまうだろう。
・・・・・・・・・非常に残念だ)
シャロンは、ガザ撤退の決議によってリクード党から嫌われてしまったので、
新党結成によって総選挙への最後の賭けに出たようだ。(嫌われても力は持っている)
救世主・スターのアミール・ペレツは、ビビとは犬猿の仲。
この二入が内閣に一緒に収まることはありえない。
果たして、3月の総選挙にはどんな結果が待ち受けているのか。
本当に、イスラエルの政治は面白い。